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アイスリボン 『サマージャンボリボン2016』(2016.7.3)の観戦記

 アイスリボンの夏の後楽園ホール
大会「サマージャンボリボン201
6」について振り返ってみたい。写
真は別記事でまとめてあるので、そ
ちらをご覧いただきたい。
 5月の横浜文体大会を成功させ、
勢いに乗るアイスリボン、これを維
持、それ以上の成果を見せたいとこ
ろである。
 この時点でのICEx∞の王者は世羅
りさ。5月の横浜文体で挑戦を表明
していたのは藤本つかさ。団体のリ
ーダーの彼女は世羅に「すべてを託
したい」と発言している。その真意
は試合を通じてわかると思った。そ
んなことを考えながら試合を振り返
ってみたい。
 第1試合は新人2人が入った6人
タッグ。テキーラ沙弥も松屋うの、
この2人いいんだよね。攻めの姿勢
を絶対崩さない。引かないところが
すごくいい。まだ技術を語るレベル
ではないかもしれないけど、試合数
の多いアイスリボンでは成長できる
チャンスが多いはずなのでそれを逃
すことのないようにつかんでいって
欲しい。
 第2試合はタッグマッチ。藤田あ
かねが最近すごくいいのです。今年
に入って急激に伸びてきたのがわか
る。それが見えた試合だった。タッ
グパートナーの水波綾のアシストは
あったかもしれないけど、先輩の宮
城もちに勝ったのは大きいと思う。
これから順調にいって欲しいと思う
のだが怪我が多い選手なのでそれが
心配なところ。
 第3試合は雪妃真矢7番勝負の第
5戦。松本浩代が相手。蹴りに目覚
めたのか足技を多用するようになっ
た。キレのいいのは良いと思う。し
かし、松本のようなパワーファイタ
ー相手ではそれだけでは足りない。
技のレパートリーを増やすのも手か
もしれないが一発で仕留められるよ
うになれば大きな武器になるだろう。
 第4試合はトライアングルリボン
選手権。この時点で王者だった弓李
は挑戦者の長崎まる子に負けが込ん
でいていささか分が悪い。それをど
う克服するかがポイントだったし、
まる子もこの流れをどう活かすかも
ポイントだった。推薦者の清水愛が
どういう選手かがわからない中でど
う対応するかも見ものだった。
 試合自体はまる子ペースで進んで
行った。丸め込みが効果的だった。
しかし、3取るまではいかない。そ
こで清水に取られてしまった。一発
で仕留められる技を持っている選手
はやはり強い。弓李、まる子にはほ
ろ苦い結果になってしまった。
 第5試合は当初、つくしと柊くる
みのシングルの予定だった。しかし、
くるみのメンタル的なところの不安
が払拭できてないということで中島
安里紗、山下りなという現在バチバ
チやりあっている2人を加えたタッ
グマッチになった。
 初めて組んだとは思えないほどス
イングした試合だった。くるみも心
配なんてどこにあったのだろうと思
える試合ぶりだった。やっぱり、つ
くし、くるみの試合は外れがない。
それに加えて中島安里紗と山下りな
という旬の選手が出てるのだから外
れるわけがない。試合はつくしのハ
ルカゼが決まって勝利した。
 セミファイナルは次期インターナ
ショナルリボンタッグの挑戦者決定
戦。松本都&葛西純vs大畠美咲&優
華。男子選手がいる松本都組が有利
なところを大畠と優華がどう切り崩
していくかがポイントだった。奇襲
に出た大畠と優華だったが葛西純の
前には効かない。
場外戦で優華が入り口からダイブ
するも決定打にはならず。乱戦模様。
葛西のパワーの合間の松本都のムー
ブで試合展開は変わっていった。
 この試合で特筆するべきは優華の
受けの強さである。葛西の重い攻撃
にも耐え抜き試合を成立させていっ
て、さらに自分の見せるべきところ
はしっかり出していたので、そこは
賞賛されてもいいところではないだ
ろうか。試合は結局葛西純の独壇場
だったが、松本都も自分の仕事をし
ていたので8月14日のタッグタイ
トルマッチは面白くなってきた。
 そしてメインはICEx∞のタイトル
マッチ。王者世羅りさに挑戦者とし
て藤本つかさが挑む。藤本の「あな
たにすべてを託したい」という思い
に世羅は応えられるだろうか?
試合はそういう展開になった。お
互いの意地の張り合い。キックに耐
えそれを見せる。世羅の技をすべて
受けとめて、藤本はさらに上をいく
攻めを見せる。「すべてを託せる」
かどうかを試すように攻めていった。
 世羅はパワーでなんとかしようと
する。奥の手のMARUロックマフラ
ーの攻撃も見せる。藤本の足技を封
じようという攻めだ。しかし、これ
を耐え抜き、世羅には攻め手がなく
なった。あとは意地の勝負だ。エア
ーズロックもファルコンアローもき
効かない。藤本の団体トップとして
の意地を見た。
 最後は藤本がビーナスシュートで
仕留めて王座奪還。今年のアイスリ
ボンのタイトルマッチでは一番だと
言える試合だった。
試合後のマイクで「ベルトお帰り
ー」と喜ぶ藤本。それでも全部を出

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