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アイスリボン836 -謝罪とその先へ-

昨日はアイスリボンの道場マッチを観戦。試合も見たかったけど、それ以上に見ておかなきゃならないものがあった。先日の事件に関して司法の結論が出たということで、当時未成年で、今は誕生日を迎え20歳になったつくし選手がファンの前に出てくる。何を語るかを聞いておかなければならないと思った。彼女を応援する以上は避けては通れないなと感じたのが一番の理由だった。

 満員の会場。いつも通りの風景。でもやっぱり雰囲気が違った。

 前説の前に佐藤社長、藤本つかさ取締役選手代表から一連の説明があり、その後つくし選手が入ってきた。黒のパンツスーツ姿、顔は憔悴しきった感じが見て取れた。反省(もちろんしているはず)というより、自分のしてしまったことの重大さにショックを受けているような感じだった。「(要約すると)相手のかた、ご家族、アイスリボンのみんな、家族、プロレス関係者の皆様申し訳ありませんでした。一人の行動がこんなにもたくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまいました。そのことの重大さをしっかり認識したいと思います」と泣きながら反省の弁を述べた。正直つくし選手のあんなに落ち込んだ顔を見るのは初めてだったから、十二分に伝わる感じだった。聞いていた我々も事の重大さにショックを改めて受けざるを得なかった。

 (追記:つくし選手の処分は少年法の更生の見地から「不処分」と決定が下った。その上でのこの日の謝罪となった。)

 藤本つかさ取締役選手代表からは「アイスリボンには未成年の選手がたくさんいるので、プロ意識も含め指導を徹底していきたい」と言ってから、つくしの方を向き「当たり前じゃないからね。ここで謝罪できてるのも、リングで謝罪できてるのも。当たり前じゃないからね。つくしも散々苦しんだと思うけど、それはここにいる私たち全員もたくさん苦しんだし、被害者のかたも辛い日々を過ごしたと思う。信頼を取り戻すのは並大抵のことじゃないけど、しっかり、しっかり皆さんに生き様を見せてください」と伝えた。つくしは改めて謝罪の言葉を述べた。

 佐藤社長からは会社としての処分は検討中、当面は団体職員として裏方の業務をさせ様子を見ると説明があった。心無いメッセージもネット上ではあったという。ファンとしてできるのはそういうことじゃなくて、今は見守っていくことだと思うのでそうしましょう。ぜひ信頼を取り戻して、堂々といつもの笑顔を見せてくれる日を待ちたい。

 雪妃真矢と尾崎妹加の前説、オープニングへ。第1試合のカードが写真の通りだったが、星いぶきと華蓮 DATEが松本都との闘いを終わりにしたいとアピール。それが受け入れられるかたちでカード変更に至った。

第1試合はなんやかんやあって、松本都&松屋うのvs.星いぶき&華蓮 DATEに変更。

 ☆第1試合 松本都&松屋うのvs.星いぶき&華蓮 DATE
年齢非公開の松本都と33歳の松屋うのに対して、ともに14歳の星いぶきと華蓮 DATE。松本都と松屋うのの大人気ない試合運びがおもしろかった。星いぶきも華蓮 DATEもそれに負けないで真正面からぶつかっていくのが見てて気持ちよかった。まだ、体格で負けてるところもあるのでこれからの成長に期待したい。技とかは後からついてくるのであまり心配はいらない。できることをやればいい。二人のいいところは出ていたと思う。試合後星ハム子らが乱入し松本都を制裁。都以外は満足の試合だった。

 ☆第2試合 尾崎妹加vs.トトロさつきvs.法 DATE
レアな組み合わせのトライアングルリボン。三者三様の良さが出ていた試合だった。尾崎妹加とトトロさつきは体格をフルに生かした試合運び。法 DATEは打撃と柔軟性を生かした試合運び。法 DATEの打撃は二人の体格にも負けてなかったのはさすがだった。そうなると試合は経験値による引き出しの多い方が有利になり。尾崎がトトロを倒して勝利した。

 ☆第3試合 雪妃真矢vs.直 DATE
 10分一本勝負だったので短いかなと思ったが、中身の濃い試合を見せてくれた。グラウンドでは雪妃が、打撃では直 DATEがいいところを見せた。試合時間が短いぶん徹底した方が有利になるがその通りの試合となった。両者一歩も譲らない試合展開となったが、最後は雪妃が技ありのウィール・ウインドで決めた。負けた直 DATEだったが、やりきったのか両者笑顔で握手を交わしていた。

 ☆第4試合 藤本つかさ&長崎まる子vs.星ハム子&宮城もち
 長崎まる子のデビュー2周年記念試合。デビュー戦とまったく同じカードが組まれた。先発したまる子とハム子。ハム子はまる子にいろんな意味で先制パンチを食らわせる。藤本ともちに代わると噛みつき合戦。そのあとはパワー勝負になるが、そうなるとらぶっちゃが優勢になる。しかし、記念試合のまる子が頑張った。攻め込まれるもやり返す。このあたりの気の強さが成長のあとかもしれない。まる投げも効果的に使い攻める。最後はらぶっちゃの自爆を誘い、猪突猛進で一気に決めた。

 ☆座談会
 先立って、佐藤社長からつくしと欠場中の柊くるみの持つリボンタッグのタイトルは剥奪と発表された。空位となった王座を9月23日ラジアントホール、10月9日両国KFCホール、10月29日後楽園ホールでトーナメント戦で争うことが発表された。来場していた柊くるみがマイクで「悔しいけど持っていても仕方ない。気持ちを入れ替えて怪我を治して復帰を目指したい。復帰したら一人づつ粉砕していくので覚悟しておいてください」とアピール。
 それを受けて、尾崎妹加がGEKOKU娘で、星ハム子&宮城もちのらぶっちゃが、トーナメントへのエントリーを申し出た。雪妃真矢は世羅と相談して決めるとのこと。
 直 DATEが最近プロレスが好きで好きでたまらなくなり動画を見ていると告白。橋本真也の動画が好きで小川直也戦がたまらないそう。
 もちはまる子の成長に親が子を見るような感じを抱いたそう。ハム子は普段の仕事ぶりを褒めて嬉しさを表した。
 まる子は「勝って嬉しい。ボッコボコでペッチャンコにされたけど気力で勝てた。もっともっと強くなって3周年、4周年と続けて勝てるようにするのでご指名お待ちください」とアピールした。またタッグトーナメントへの出場も表明し、桃野美桜とのタッグでのエントリーをアピール。藤本がOKした。
 最後は華蓮 DATEが9月1日に14歳の誕生日を迎えたのをサプライズで祝う。都をオバさん扱いして火薬を投下するものの、いつも通り「プロレスでハッピー! アイスリボン!」で締めた。

 ☆雑感
 つくし選手の件もあってもっと暗い雰囲気になるかなと思ったが、いつも通りのアイスリボンでよかった。時間はかかるだろうけど、この輪に戻ってきてほしいし、仲間の選手の皆さんもいつも通りに受け入れてあげてほしいなと思った。まあその心配は無用だと思うけど。やっぱりアイスリボンはあったかいなと思った道場マッチでした。

 

第1試合はなんやかんやあって、松本都&松屋うのvs.星いぶき&華蓮 DATEに変更。



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