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『うつヌケ』–読後感と自分の場合は?を考えてみた

うつヌケ
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うつヌケ

 先日買っておいた『うつヌケ』をようやく読み終わった。漫画なので、サッと読めると思うだろうけど、自分みたいなうつ持ちがいざ読むとなるとけっこう勇気がいる。キッカケになったのは今週ある面接。寛解なのか、そうではないのか?エビデンスのようなものが欲しかったのだろう。まあ、そんなところ。
 この本はうつから抜け出せた、あるいは共存できている人たちを取材してまとめたもので、非常に読みがいがあった。共通して言えるのは「自己肯定」。自分も以前そういう話を聞く機会があって、それでだいぶマシになった経験があるので、なるほどなと思える部分が多数あった。自分で自分のことを認めてあげないと、うつから抜け出すのは難しいのは確かだから。そのキッカケは人それぞれ。その部分にフォーカスした視点は素晴らしい。
 うつになるキッカケって仕事であったり、家庭でのことだったり、人間関係だったりさまざま。抜け出すためのキッカケもそこにある。どこで自分を肯定できるかにある。「ああ、それでいいんだな」という納得できる何かがあればいい。些細なものかもしれないが、当人にとっては非常に大きい。見つけられるか、気づかせてくれるのは本人なのか、周囲の人なのかは人それぞれ。「気づき」が大事だと教えてくれた。
「自己肯定感」がすべてではないけれど、大きな「うつヌケ」への第一歩なのは間違いない。共存できるかもしれないし、サヨナラできるかもしれない。気づきの一冊だった。
 抜けたと思っても、うつっていろんなキッカケでまた襲ってくる厄介なもの。キッカケをできるだけ小さくする、その方法も実際に解消された手段が紹介されている。それもまた参考になった。拒絶してしまうのも一つの方法だし、共存しつつ、できるだけ小さく抑えるのも方法の一つだ。そのキッカケになるのも「自己肯定」である。
 この本を読んで感じたのはまさにそれだ。今の自分を鑑みて思うのも「自己肯定」だなと思う。仕事である一定の結果は出したし、それがキッカケで次の一歩へ進もうと思えたのは確かだからだ。それを認めないのは極論無視しても構わないと思う。抜ける最初の一歩はすごく大きく、高い壁みたいなものだけど、抜けた!と感じてからはすごくスムーズにいく。これは自分も実感しているところだ。
 抜けかたがわからない。エビデンスが欲しいと思う人や周囲の人にぜひ読んでいただきたいと思う一冊なのだ。


参考になるかはわからないけど、以前その体験をまとめた電子書籍を発行した。もし興味があったらご一読いただきたい。まあ現在の状況を見たら、加筆やリライトが必要かもしれないが、参考にはなると思う。

 自分の場合、改善されてきたと思える要因は、①相性のいい医師との出会い、②仕事以外に逃げ場所である楽しみを見つけたこと−−プロレスであり、演劇であったり、アイドルヲタ活など、③仕事で成功体験を得たこと−−自己肯定のキッカケ、だと思う。
 もうこんな体験したくないので、本当の意味で「うつヌケ」したいものだ。




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